劇場版「BLAME!」

映画のBLAME!を見てきた。
その感想を書こうと思うのだけれども、これがとても難しい。
その理由は、原作を知っているからというのが一つで、あとの一つは原作と映画とは別物と言っていいぐらいに違うからである。

どのぐらい違うのかというと、士郎正宗攻殻機動隊押井守攻殻機動隊ぐらいに違っている。
ただ、攻殻機動隊の場合は押井版が名作であるのに対し、BLAME!の劇場版は名作とは言い難い。
そこが余計に感想を述べにくい理由となっている。

おそらく原作ファンの多くは、原作の(漫画の)持つ「雰囲気」まではアニメで表現できないだろうと踏んでいたはずで、そこが違うから駄作だという人は少数だと思われる。
違っていて当然、その上で評価しましょう、とするのが大多数の原作ファンのスタンスであろう。
しかし、それでもなお難しい。

もっと単純にいうと、なんか安っぽい印象を受ける場面が劇場版にはいくつかある。
初見の客にわかりやすく伝えるといった目的があるにせよ、必要あるのか?と思ってしまう付け足しがチラホラあったことには、首を傾げてしまう。
霧亥の正体についてもポロッと喋ってたしね。

最後に、どうしても言いたいことを一つだけ。
BLAME!の魅力は超構造体(メガストラクチャー)の圧倒的な存在感にあると思っていて、劇場版はそれなりに表現できていたと思うのだけれども、なんとなく「下」ばっかりで「上」へどこまでも続いているような感じが伝わってこなかったなと思う。

ガンダム映像作品の評価(マジメ)


またまた唐突に、今回はガンダムの話。

映像作品としてのガンダム作品それぞれについて、以下の4項目で評価をしてみようという企画です。

・設定(世界とかMSとか、あらゆるものに関しての設定)
・作画(絵の綺麗さだけでなく、絵がよく動いているかどうか、当時としてのクオリティの高さなど)
・演出(キャラ同士の人間模様だったり、MS戦での感情の出し方とか、心を揺さぶられるかどうか)
・脚本(お話の根幹、これがつまらないとガノタ一般から嫌われる傾向が強い、と思う)

機動戦士ガンダム(TV 1979-1980)

設定:C
作画:A
演出:A
脚本:A

オールAにしたかったけど設定はほとんど後付けだからこうした。
演出と脚本がどっちも最高ってのはこれだけ。奇跡の作品だよ。

 

機動戦士Ζガンタム(TV 1985-1986)

設定:B
作画:B
演出:C
脚本:C

話がよくわかんないのと、喜怒哀楽の感情表現もよくわかんない。
とにかくよく殴ったり殴られたりする。あと死ぬ間際に知らない女の名前を急に叫びがち。

 

機動戦士ガンダムΖΖ(TV 1986-1987)

設定:E
作画:C
演出:D
脚本:D

今更なにも言わない。
プルを生み出したことのみ評価に値する。

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(映画 1988)

設定:C
作画:A
演出:A
脚本:C

ファーストみたいな作劇、MS戦に全ガンヲタ(現在はおじさん)がフルボッキしたもんさ。
クェスとかいうメンヘラに振り回されるハサウェイ、彼の後の人生も考えると涙が止まらない。

 

機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争OVA 1989)

設定:C
作画:B
演出:D
脚本:B

アムロ、シャア、仲良くケンカしなのシリーズからは作風も視点もすべてが一変した良作。
シュタイナーの年齢(44)に近づくにつれ、あんなり泣けなくなってくるのが不思議。

 

機動戦士ガンダム0083 STARDAST MEMORYOVA 1991)

設定:B
作画:A
演出:B
脚本:D

「作画は良かったんだけどねぇ・・・」ってみんな声を揃えて言う。
MSの設定も良かったし、お話以外の部分では大いに楽しめる要素がある(プラモとかね)。

 

機動戦士ガンダムF91(映画 1991)

設定:A
作画:B
演出:C
脚本:C

設定の細かさはピカイチ。それがこの映画一本だけで終わるなんて・・・(映像作品としてね)。
一般人にもわかりやすいガンダムにした結果、ガンヲタには薄味スープのような結果に終わる。

 

機動戦士Vガンダム(TV 1993-1994)

設定:B
作画:D
演出:B
脚本:C

作画はバラつきが多く、良いときはたまにしかないけど本当に良い。
演出も回によってバラバラで・・・若いスタッフが多いってのはこの辺に表れてるのかしら。

 

機動武闘伝Gガンダム(TV 1994-1995)

設定:D
作画:D
演出:A
脚本:C

四角形のチャートで表すなら、演出だけ枠から突き抜けてとんでもなく伸びてる感じ。
富野以外の、いや、富野も含めて監督がこんだけノビノビやってるガンダム、他にない。

 

新機動戦記ガンダムW(TV 1995-1996)

設定:C
作画:C
演出:B
脚本:D

何度も言うけど、第1クールの出来の良さに関しては全TVシリーズで最高のものになっている。
あのままのスタッフで続けてれば・・・つくづく悔やまれる。

 

機動戦士ガンダム 第08MS小隊OVA 1996-1999)

設定:D
作画:B
演出:B
脚本:D

ダブルゼータのプル以来、久しく忘れていた「萌え」の感情をアイナたんによって取り戻す。
シローとかいう新人時代の半沢直樹みたいなキャラが鼻につくけど、それ以外はよく出来ている。

 

機動新世紀ガンダムX(TV 1996)

設定:D
作画:E
演出:E
脚本:B

話はいいんだよ、話はさ・・・。それ以外は・・・聞かないでほしい・・・。
雑魚MSのデザインは、歴代最低だと思っている。

 

∀ガンダム(TV 1999-2000)

設定:C
作画:B
演出:B
脚本:C

おっさんのオールドファンには異常なほどウケがいいけど、個人的にはそれほど。
最初の領土問題さ、あれどうなったのよ?さすがお兄さんとかで喜んでる場合じゃないんだよ。

 

機動戦士ガンダムSEED(TV 2002-2003)

設定:B
作画:C
演出:B
脚本:E

冷静に分析すると、お話以外については結構よくできている。
特に世界設定はおもしろく、しかし本編の脚本ではそれがほとんど活かされていない。

 

機動戦士ガンダム MS IGLOOOVA 2004-2006)

設定:B
作画:B
演出:B
脚本:C

ファースト世代のおじさんたちには、たまらない作品。
逆にファースト知らない人がこれ見てどう思うのか、非常に興味がある。

 

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(TV 2004-2005)

設定:C
作画:C
演出:C
脚本:E

中学生日記と言われた前作の脚本がさらに悪化したものの、ローエングリンを撃て!っていう回だけは神がかったような面白さだったことを強く言っておきたい。

 

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZEROVA 2006)

設定:D
作画:C
演出:D
脚本:D

正直あまりよく覚えていない。SEEDみたいにつまらなければつまらないで印象に残るもんだが・・・。

 

機動戦士ガンダム00(TV 2007-2009)

設定:A
作画:B
演出:D
脚本:D

設定はバツグンにいいんだよぉぉぉお!!ただ話の作り方が下手・・・下手すぎる・・・。
もっといい脚本書いて、もっといいスタッフで作り直してほしい。切に願う。続編でもいいから。

 

機動戦士ガンダムUCOVA 2010-2014)

設定:D
作画:A
演出:B
脚本:D

個人的に嫌いな作品だけど、MSの戦闘シーンとかは純粋に楽しめている。
バナージとかヒゲの親父とかマリーダとか、全体的に何を言いたいのかさっぱりわからん。

 

機動戦士ガンダムAGE(TV 2011-2012)

設定:E
作画:E
演出:D
脚本:D

なーんも覚えてない。これだけ記憶に残らないTVシリーズも珍しい。
最初からレベルファイブに自由にやらせとけばよかったものを。最近のTVシリーズの膿が濃縮された作品。

 

ガンダム Gのレコンギスタ(TV 2014-1015)

設定:C
作画:C
演出:B
脚本:E

富野の前作「リーンの翼」から続けて見たので、ああまたかといった印象のストーリー(意味不明な)。
主人公ベルリの行動原理は、どの視聴者からも理解を得られず、未来人とはこういうものか・・・と感情そっちのけで見る以外にできなかった。

 

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(TV 2015-2017)

設定:D
作画:B
演出:C
脚本:D

ヤクザの世界に足を踏み入れておきながら、月並みで平凡な人生を願うキテレツなお話。
思い返せば最初、あのまま会社ひっくり返さないで働きつづけてれば普通にチャンスあったんじゃない?

 

機動戦士ガンダム THE ORIGINOVA 2015- )

設定:B
作画:B
演出:B
脚本:C

まあ、ここ最近のガンダムでそれなりに評価まともなのって、これぐらいかしら。
スタッフがファンから反感買わないようにビクビク作ってる感じが伝わってくる(偏見)。

 

このマンガが面白い?プッだせぇメジャーなのばっかじゃねぇか大賞2017 俺版 上位発表


さ、マンガの話が続いておりますけども、今回はランキングの第4位から第1位までを発表!

なんでトップ4なん?

普通、トップ3じゃねえの?

ざわ・・・

ざわざわ・・・

・・・

うるせー!!

俺ん中じゃこのトップ4は5位以下より格が違うのよ!!

ランクAっていうかランクAAAでもいいし、ランクSとかでもいい。

要は四天王よ!三沢川田小橋田上の!クリシュナオーディンガネーシャウォンロンでも可だ!

プロレスとかゲームとか知らない?

ていうか古い?

あー!もう、うるせー!!

なんか俺だけ情緒不安定だよ!!もうーー!!!

ムキー!!

じゃ、どうぞ。


第4位 バトルスタディーズ

バトルスタディーズ(1) (モーニングコミックス)


これぞ野球漫画の殿堂。栄光のDL学園よ今、ここに再び。キ○ハラ、おめーは家で寝てろ。○ワタ、おめーは息子の心配でもしてろ。

 

第3位 約束のネバーランド

約束のネバーランド 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)


いや、これ凄いでしょ。ジャンプ歴代の上位に普通に入るっしょ。編集が余計なことしなければ、ジャンプはあと5年は戦えるんじゃないの。

 

第2位 ヴィンランド・サガ

ヴィンランド・サガ(1) (アフタヌーンコミックス)


もうスケールがね、デカすぎてどうしようもない。あっちの麦わらかぶったほうの海賊と比べちゃうとまあ、アリと象ぐらい違うか。いやあっちはあっちで最近またおもしろくなってきたけどさ。ていうか、はよ新大陸いけや。


第1位 進撃の巨人

進撃の巨人(1) (週刊少年マガジンコミックス)


結局、これ。これなんよ。金かかってるし。周りの大人達が大事に大事にしてうまーくやってるし。アニメも大成功だし。もうこの大船に乗っとけば間違いない。ささ~げよ~♪ささ~げよ~♪しーんぞうをささ~げうるせー!!!!!!!!

このマンガが面白いのか?どうなんだ?え?おい? 2017 俺版


前回、「明日書く」と予告しておきながら、書かなかった。

理由は!寝たから!!マ・サ・コ!!!

こんばんは、鳥居みゆきです。


さ、今日はね、マンガの話をしますよ。
急にですけど。
娘が産まれたっていう話の次にね、マンガですマンガ。

マンガね、今までメジャーなものをあんまり読んでなかったわけですよ。
ほら、あれ、ダンジョン飯とか。
このマンガがすごい!的なもので取り上げられちゃってる系を。
まだまだ出たばっかりなのに祭り上げられて大変ですな~でおなじみのやつを。

で、育児しながらスマホタブレットでマンガを読むわ読むわの毎日を送り、だいたい読み終わったので俺マンガランキングを発表するよ!
急ですけど。

あ、連載中のやつね。
終わったのは含みません。含まず。はい。


第10位 鮫島、最後の十五日

鮫島、最後の十五日 1 (少年チャンピオン・コミックス)

やっぱりバチバチ好きだわー。

 

 

 

第9位 キングダム

キングダム【期間限定無料】 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

ごめん20巻までしか読んでないけど、これ絶対おもしろいヤツだと思って残りをとっといてある。

 

 

 

第8位 外道の歌

外道の歌 1巻 (ヤングキングコミックス)

なんかタイトル変わってから展開スローになってきたけど、復讐ってやつはワクワクするね。

 

 

 

第7位 インベスターZ

インベスターZ(1)

本当はみんな大好きなお金の話を中学生でもわかるように解説してくれる池上彰的なやつ。好き。

 

 

 

第6位 銀河英雄伝説

銀河英雄伝説 1 (ヤングジャンプコミックス)

このマンガが好きというより銀英伝が好きなんだろうと思う。でもこのマンガはテンポが良いね。

 

 

 

第5位 中間管理録 トネガワ

中間管理録トネガワ(1) (ヤンマガKCスペシャル)

これズルいわー絶対おもしろいじゃんこんなのー笑わないわけないだろーもー。

 

 


注目のトップ4は明日以降に発表!!

DAY 2


この俺にぃぃぃぃ!!娘がいるなんてぇぇぇぃぇ!!!この僥倖ぉぉぉぅぅうう!!!!

こんなテンションでしたっけ、昨日は。
なんか居酒屋でサンシャイン池崎のモノマネしてる大学生みたいな醜態をお見せしてしまったようで、 たいへん申しわけなく思ってます。
では、続きを。

とまあ、娘ができたわけです。生まれたのが2年前の1月。
そういえば、うちの奥さん、破水してから3時間半で産んじゃったんですよ。
なんていうか、こう、出産の立ち会いって半日とか丸一日かかったりするとか言うじゃないですか。
旦那も付き添いで苦労して、喜びを分かち合うみたいな。
そういうの想像してたんですけど、あっという間の3時間半でした。

え?え?なになに?もう生まれるの?ウソでしょ?え?いやいや、え?リアルガチで?今もう?
とまあ、出川哲朗のごとく落ち着きのない状態でスポーンと生まれでてきた我が娘を見ることになった わけです。
看護師さんいわく、うちの奥さんバリバリの安産型だそうで、入院してきたときからすぐ産むだろうと想像してたんだそうで。
そんな安産のエキスパートだっていうなら、事前に言っといてほしかったよ。
まだまだ序盤だな~あと何時間かかるんだろうな~って思ってるところでスポーン!と産まれちゃったもんだから、呆気にとられちゃったわけでさ。

で、ええっと娘の現在についてですけど。

2歳と4ヶ月になると、そりゃまあうるさいぐらいよく喋ります。
ほとんどワケの分からない独り言を言ってるんですが、だんだん質問してきたり要求してきたりと、高度になってきています。

いま興味を持っているのは、やっぱりアンパンマンですね。
なんかすげーフツー。
フツーすぎて引くわー。
もっとさ、なに、けものフレンズ大好きーみたいなの欲しかったよね。
いや深夜アニメは無理か。
無理だとしてもだよ、アンパンマンは月並みすぎて引くわー。
こないだNHKでやってた銀英伝にハマるぐらいの器量みせてほしいわー。
そりゃ無理かー。

ええっと、これ親バカブログってことでいいんでしょうか。
今日はここまで、明日は何か別のこと書きます。

じゃ。

復帰初日

なんだかブログを書けるスペースが、こんな所にあると知ったので書いてみた。
誰か読む人いるんだろうか、とブログ初心者に戻ったような新鮮な気分に浸っている。

ブログなんて書くのは、何年ぶりだろう。
はてなでアイドルヲタ向けのものを書いていたのが2010年だったかな。
メロン記念日解散する直前まで書いていた記憶がるので、たぶんそのぐらいだ。
その後、はてなハイクSNSのような投稿をしていたものだが、あれはブログと呼べるのだろうか。
よくわからないが、そもそもはてなハイクはほとんど読まれていなかったように思う。
その点では気楽で良いと言えるし、なんだか虚しいとも言える。

さて、何から書き始めようか。

前歯というハンドルネームでやらせてもらっているのだけれども、
この名前は主にアイドルヲタとして活動するのに使っていたものだ。
そして、メロン記念日解散と同時にアイドルヲタを辞めたことになるので、
そこで前歯としての活動はほぼ無くなったといえる。

それでもなお、前歯という名前を使うことに何か意味があるのかと考えるに、
まあその、昔から前歯を知ってるよという人に向けて何かを発信できたらいいな、
伝えられることができればいいな、という願望というか希望のようなものはある。

なので今日、最初に書くこととして、メロン解散から7年を経た現在、
前歯はどんな生活をしているのかについて取り上げてみたい。
この辺のことは、はてなハイクでも少し書いていたので、そちらをご覧いただいて
いた方には蛇足のようなものになってしまうことを、今のうちに詫びておきます。

さて、泣きながらメロンきねーんび!と叫んでいたあの頃と現在との大きな違いは、
やはり家庭環境にあるだろう。
なんせ、結婚したのだよ!
ライブ終了後は常に風呂上がりと言われるほど汗ビッショリだった汚いおじさんが、
なんの因果か結婚できたというのだから世の中捨てたもんじゃない。

そして!子供もできた!
しかも娘!! 女児!! 女児が!!! ジョジィィイイ!!!
Berryz工房とかエッグとかの小中学生ユニットまで追いかけて追いかけて追いかけて雪国だったこの
俺に娘ができるなんて!!!!
普通の死に方じゃ償えきれないこの業の深さ!!
毎日風呂に入れてる!!!氏ね!!!!俺よ氏ね!!!!

とまあ、ブログってこんな感じで書いてましたっけ。
どうも違うような気がしてならないのだけれども、まあ復帰初日ということで大目に見ていただきたい。

で、続きは明日書く。
理由は、疲れたから。

じゃ。